一人でRADWIMPSライブ2023に行ってきた感想レポートまとめ【神奈川県横浜】
ライブハウスの暗がりで、低い音が肺を揺さぶる。
周りの人たちは友達や恋人と来ているようだが、私は一人。
でも、この瞬間、その孤独が最高に愛おしい。
なぜなら、ここはRADWIMPSの「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR」、そして会場は横浜のKT Zepp Yokohama。
一人でライブに参戦することが好きな私にとって、この日は何もかもが特別だった。
この記事では、2023年6月21日に開催された神奈川県・横浜のRADWIMPSのライブについて、その興奮と感動、そしてちょっとした気になる点まで詳細にレポートします。
セットリストの感想から、野田洋次郎さんの独特なステージパフォーマンス、観客との一体感、さらにはアンコールでのサプライズまで、あの熱狂的な夜を再び体感してみませんか?
それでは、どうぞこの情熱的な旅にお付き合いください。
【神奈川県・横浜】RADWIMPS2023ライブ「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR」の基本情報
- ライブ名:BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023
- 開催日時(1日目):2023/06/21 (水)
- ライブ会場:KT Zepp Yokohama (神奈川県・横浜市)
- アーティスト:RADWIMPS
セットリスト
- ココロノナカ
- なんちって
- ソクラティックラブ
- ます。
- ハイパーベンチレイション
- 指切りげんまん
- ものもらい
- かたわれ時
- そっけない
- すずめ feat. 十明
- ヒキコモリロリン
- 俺色スカイ
- Tamaki
- オーダーメイド
- 億万笑者
- 有心論
- 会心の一撃
アンコール
- いいんですか?
- DADA
RADWIMPS2023ライブ(神奈川県・横浜・KT Zepp Yokohama)の良かったところ
RADWIMPS2023ライブ(神奈川県・横浜・KT Zepp Yokohama)に参戦して「良かったな」と感じたところをいくつかピックアップして紹介します。
ライブといえば、音楽とファンが一体になる魔法のような時間。
そしてその魔法は、RADWIMPS 2023「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR」では完璧に具現化されていました。
人と人、音楽と魂が繋がる距離感
ライブハウスという独特の環境で、アリーナの後半からでも「RADはいつでもすぐ近くで歌ってくれている」と感じられる近さ。
まるで友達と過ごしているような、アットホームな雰囲気がただよっていた。
横浜はRADWIMPSの地元。横浜のライブハウスでRADがライブをするのは最高。
セットリストの神引き
「ココロノナカ」から「会心の一撃」まで、まるで自分のプレイリストを流しているかのようなセットリスト。
旧作から新作まで、ファンの心をつかむ選曲にはただただ頭が下がる。
アンコールでは「いいんですか?」と「DADA」。最高に盛り上がった。
アーティストとファンの相互作用
洋次郎が気持ちよさそうな表情を見せ、ファンが「ありがとう、RADに出会える人生でよかった」と心の底から呟く。
この相互作用が最高潮に達した瞬間、会場全体が一つになっていた。
RADWIMPSのライブ2023(神奈川県・横浜・KT Zepp Yokohama)の気になったところ
RADWIMPS2023ライブ(神奈川県・横浜・KT Zepp Yokohama)に参戦して「ちょっと気になった…」と感じたところをいくつかピックアップして紹介します。
熱気が行きすぎ?
後でツイッターで感想を調べた時に「モッシュもヤバかった!」という声がありました。
楽しいは楽しいけれど、過度な熱気は危険な場面も。
RADWIMPSのライブでは基本モッシュやダイブはないと思いますが、思いやりとマナーは大切にしたいところです。
チケットが当たりにくい
このライブの特別さはある程度予想されていたようで、RADWIMPSのライブハウスなんて人生で最初で最後かもしれません。
需要と供給のバランスが取れていないのか、これも悩みの種。
疲労感の裏返し
「足ガクガクで腰もヤバい」と、翌日に響くほどの疲労感。
これもまたライブハウスならではの良い疲労感かも。
それが証拠に、このライブは全力で楽しんだ証。
何が良くて何が悪いのか、それさえも曖昧になる程の夜だった。
この日のZepp Yokohamaは、ただのライブハウスではなく、魔法が起こる場所と化していました。
もし今後あなたもRADWIMPSのライブに参加するなら、心の準備と体力の準備は怠らないでくださいね。
2023ライブで演奏された私が好きなRADWIMPSの曲
RADWIMPSのライブ2023「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR」(神奈川県・KT Zepp Yokohama)でも演奏された私が好きなRADWIMPSの曲をいくつかピックアップして紹介します。
RADWIMPS「有心論」:歌詞とメロディが紡ぐ心の深層
- アーティスト:RADWIMPS
- 曲名:有心論
- 作詞:野田洋次郎
- 作曲:野田洋次郎
もし音楽が言葉でできたとしたら、RADWIMPSの「有心論」はまさにその絶妙な例だと言えるでしょう。
この音楽の旅は、過去に何度もリピートで聴いた、病みつきになるようなメロディから始まります。
誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう?
という歌詞には、何とも言えない暖かさがあります。
ただの言葉以上に、私たち一人ひとりが孤独でないこと、そして生きる力を与えてくれます。
この曲は文学的な雰囲気もあり、歌詞のそれぞれのフレーズが小さな物語や哲学的な問題提起として機能しています。
ギミックやエンターテイメント性も盛り込まれたMV、そして野田洋次郎らしい独特の表現方法によって、聴くたびに新しい発見があります。
生と死、喜びと悲しみ、希望と失望。
すべてがこの一曲に詰まっています。
ネガティブな感情から始まっても、最後には何か希望的なものを感じさせてくれる。
それが「有心論」の魔法です。
曲の途中、サビが加速していくスピード感は目を見張るものがあります。
一瞬のうちに心の中に突き刺さるような、インパクトの強い歌詞とメロディ。
それはRADWIMPSが他の多くのバンドと一線を画す、唯一無二の魅力かもしれません。
“なぜ地球が丸いのか?"という一見シンプルだが深遠な問いに、野田洋次郎は彼独自の解釈で応えています。
彼の表現力と才能が生み出す「有心論」は、ただ聴くだけでなく、何度も何度も歌詞に目を通してその意味を探りたくなるような一曲です。
言い回しや情熱的な歌唱が、私たちの心に響き、自分自身と向き合わせてくれます。
それはまさに、名曲中の名曲、一度は耳にしてほしい作品です。
だからこそ、この曲が私たちに与える多層的な感動と共鳴を、ぜひ一度、体感してみてください。
おそらくそれは、ただの音楽を超えた何かに触れる瞬間となるでしょう。
RADWIMPS「会心の一撃」:逆境を乗り越え、前に進む力をくれる音楽の力作
- アーティスト:RADWIMPS
- 曲名:会心の一撃
- 作詞:野田洋次郎
- 作曲:野田洋次郎
音楽の世界には、時に背中を優しく押してくれるような曲があります。
RADWIMPSの「会心の一撃」もまさにその一つ。
イントロが流れた瞬間から、その疾走感あふれるギターリズムと骨太なバンドサウンドに心が引き寄せられます。
学生時代、この曲の尖った歌詞とリズミカルな調子に心が震えた方も多いでしょう。
落ち込んだとき、ふと後ろから力強い後押しが感じられるのがこの曲です。
そう、まるで友達が背中をポンと叩いてくれたかのような、その刹那的なエネルギーを感じられるのです。
歌詞には難解な部分もありますが、MVを通じて曲の深層が明らかにされ、その形勢逆転するような明るいメッセージに一層引き込まれます。
それはまさに最高の逆転劇を音楽で描き出しているかのよう。
細かく音を刻むギター、弾け飛ぶような演奏、そしてサビで正負を対比させる歌詞。
これらが組み合わさり、表裏一体な世の中を見事に音で表現しています。
その中で、曲が最後に到達する希望に満ちたエンディングは、まさにこの曲が「会心の一撃」であることを証明しています。
また、この曲の独特なフレーズが脳内で永遠にリピートされ、刺さる人には深く刺さる。
野田洋次郎の確信的で情熱的な音楽は、通常の枠を超え、聴く者に新しい視点を提供してくれます。
何か大切なことがあるとき、必ずこの曲を聴いてから出かけるという方も少なくないでしょう。
そのくらい、この曲には「まだやれる」という前向きなエネルギーが詰まっています。
熱を帯びたリズム、攻撃的なロックチューン、そして前向きなメッセージ。
これらが合わさる「会心の一撃」は、まさに不条理な現実に立ち向かうための、一種のガス抜きとも言える力作です。
この曲の持つ特異な魅力を、ぜひ一度体感してみてください。
その一聴きで、何かが変わるかもしれませんよ。
RADWIMPS「ます。」:疾走感と哲学が融合した心の充電器
- アーティスト:RADWIMPS
- 曲名:ます。
- 作詞:野田洋次郎
- 作曲:野田洋次郎
「ます。」というタイトルから始まるこのRADWIMPSの曲は、ひと聴きするだけで心が暴れだすような、極上のエネルギーを持っています。
ちなみに「ます。」の読み方は「ますまる」。
ライブの常連で、テンションが最高潮に達する瞬間と言えば、この曲のサビです。
“ボルテージMAX"と表現したくなるほど、この曲には疾走感があります。
聴くとどうしても楽しくなる、その感情は歌詞の中にも散りばめられています。
ここにあるもの ここにないもの それで全てです
という一節には、ふとした悩みや迷いが吹き飛ぶような清涼感があります。
それだけではありません、この曲の最後の英語の歌詞も独特。
ひとつひとつの単語が一種の哲学を持っており、「洋次郎の英語、かっけー」と心から思わせてくれます。
朝にこの曲を聴くと、その日1日が何か良いことが起こるような気がします。
そして、何度もリピートして聴きたくなる魅力があります。
始まり方も独特で、その瞬間から聴く者の心はRADWIMPSの世界に引きずり込まれるのです。
もしこの曲がランキングサイトではそれほど高い評価を得られていなくても、それは単にまだ多くの人がその魅力に気づいていないだけ。
ライブで聴けば、その場の空気が一変するほどの力を持っています。
この曲が語る「ここにあるもの」と「ここにないもの」は、目に見える現実と、まだ出会っていない未知の何か、未来そのものかもしれません。
RADWIMPSの音楽は、確かに「生きること」、「前に向かうこと」を強く肯定しています。
過去に執着せず、未来に希望を持つ。
そんなメッセージがこの曲から感じられます。
才能に溢れたアーティストがこの時代に生きていることに感謝したくなるような曲です。
まだ出会ったことのない人も、この「ます。」に触れて、その心に何かが生まれる瞬間を体験してみてはいかがでしょうか。
その力強い哲学と楽曲が、きっとあなたの一日を特別なものに変えてくれるはずです。
【まとめ】RADWIMPSが好きなら一度はライブに行くのがおすすめ
私が感じたこのRADWIMPSのライブの熱狂、興奮、そしてちょっとした気になるポイントについてお伝えしてきました。
結論を一言で言うならば「RADWIMPSが好きなら、一度はライブに行くべき」です。
もしあなたが一人で行くことにためらいを感じているなら、私からのアドバイスは「ぜひ、一人でも行ってみてください」。
なぜなら、RADWIMPSの音楽は個々に深く共鳴するものがあり、その響きを心ゆくまで自分自身と向き合いながら感じる時間は、他に類を見ない貴重な体験になるでしょう。
一人だからこそ、周りを気にすることなく自分の好きな曲に身を委ね、アーティストと一体になれます。
セットリストが絶妙で、特に今回の横浜ライブは、新旧の楽曲が見事に組み合わさっていました。
初期の名曲から最新のヒットまで、RADWIMPSの音楽の全てがそこには詰まっています。
気になる点もありましたが、それはむしろ次回のライブでの期待につながるもの。
一度行けば、次にまた行きたくなること間違いなしの、それがRADWIMPSのライブの魅力です。
一人で参戦することで、楽曲一つ一つ、そして自分自身に深くフォーカスできます。
RADWIMPSのライブはそうした独りの時間を特別なものに変えてくれる場所。
だから、一人でも、友達とでも、恋人とでも、ライブでその魔法を体験してみてください。
RADWIMPSが好きなら、この一度きりの人生で、その感動を肌で感じ、心で味わう機会を絶対に逃してはいけません。
そして、その背中を押すためにも、この記事を書いた私がここにいます。
あなたがその一歩を踏み出す勇気を持てることを、心より願っています。
公式サイト:BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023