一人で米津玄師ライブ2023に行ってきた感想レポートまとめ【愛知県名古屋】
心がざわめくような瞬間が訪れる、それがライブの開演前の興奮です。
私は一人でのライブ参戦が特に好き。
なぜなら、一人で音楽と向き合えるその時間が、何よりも貴重なのです。
この夜も例外ではありません。
日本ガイシホールに足を踏み入れた瞬間から、私の心は米津玄師のメロディで溢れそうでした。
この記事では、2023年の米津玄師「空想」ツアーの愛知県公演に一人で参戦した時の感想や発見を赤裸々にレポートします。
曲のセットリストからステージの演出、さらには米津玄師本人の状態についても詳しく触れていきます。
何よりも、音楽との独り言のような時間をどう感じたのか、その臨場感をお届けできればと思います。
さあ、ドキドキするようなあの夜を一緒に振り返りましょう。
【愛知県・名古屋】米津玄師2023ライブ空想の基本情報
- ライブ名:米津玄師 2023 TOUR/空想
- 開催日時:2023/5/8 (月)、18:00開演
- ライブ会場:日本ガイシホール (愛知県・名古屋市)
- アーティスト:米津玄師
セットリスト
- カムパネルラ
- 迷える羊
- 感電
- vivi
- 優しい人
- Decollete
- Lemon
- M八七
- LOSER
- Nighthawks
- ひまわり
- ゴーゴー幽霊船
- KICK BACK
- 月を見ていた
- 打上花火
- 灰色と青
- かいじゅうのマーチ
- 馬と鹿
アンコール
- 地球儀
- POP SONG
- アイネクライネ
- PLACEBO
- LADY
米津玄師2023ライブ空想(愛知県・名古屋)の良かったところ
米津玄師2023ライブ空想(愛知県・名古屋)に参戦して「良かったな」と感じたところをいくつかピックアップして紹介します。
音楽に新風、宮川純さん参加
まず驚かされたのは、キーボードに宮川純さんが加わっていたこと。
一瞬「あれ?」と思った矢先、メンバー紹介で名前を聞いて、「やっぱり!」と内心で歓喜しました。
彼の参加によって、既存の楽曲も新たな風が吹き、聴きごたえが増したのは明らかです。
目を引く演出
照明と映像が織りなす舞台は、もはやアート。
一瞬一瞬の演出が極上の視覚体験を提供してくれました。
特に米津玄師の動きと映像がシンクロする瞬間は、その手のひらで観客をしっかりつかんでいました。
表現者としての成長
そして何より心に残ったのが、米津玄師自身の「演じる」力。
特にMCの時間にそれが顕著で、笑いあり、深い話ありのバラエティに富んだ口調と表情は、見ているこちらにも何かを感じさせてくれました。
マインスイーパの話は定番ですね。
米津玄師2023ライブ空想(愛知県・名古屋)の気になったところ
米津玄師2023ライブ空想(愛知県・名古屋)に参戦して「ちょっと気になった…」と感じたところをいくつかピックアップして紹介します。
声のコンディション
残念ながら、今回のライブで彼の声はかなり疲れていたように感じました。
特に後半になるとその傾向が強く、曲の中で彼がどれだけ声を酷使しているかが伝わってきて、心からの「大丈夫かな」という気持ちになりました。
銀テープは選ばれし者へ
さて、銀テープについて。
今回はちょっと寂しいかなと思うほど少なめ。
特に私がいたエリアではほとんど見る影もなく、「あれ、飛んでくるの?」というレベルでした。
手拍子の是非
そして、一部の楽曲での手拍子。
Lemonやアイネクライネでのそれは正直、ちょっと場違いかなと。
せっかくの静かな曲が、その手拍子によってその雰囲気が削がれてしまうのは惜しい。
MC、話は長いが…
MCの時間が長いのも、ちょっぴり気になるところ。
確かに、話が長いと次の曲への期待感は高まるものの、時には話が散漫に感じる瞬間も。
でも、それも彼の魅力の一つかもしれない。
マインスイーパについて熱く語るところとかね。
これだけ書くといろいろと気になる点も多いですが、それだけに次回が楽しみです。
絶対に、次は喉の調子が良い日にまたライブ参戦したい。
そう強く思いました。
米津玄師のライブは魔法のような時間でした。
ただ、彼の美声には微妙な疲れが漂っていたのが少し心に残りました。
私も歌うことが好きなので、その瞬間、「ボイトレに行って歌を上手く歌えるようになりたい」と思ったのです。
歌の魅力を最大限に引き出せるように、そして自分の声に自信を持てるようになりたい。
ボイトレ教室の口コミを調べて評判の良いところがあったら、一度体験レッスンに行ってみようかなと。
参考サイト:カナデルミライ
URL:https://www.moves-dance.com/
2023ライブで演奏された私が好きな米津玄師の曲
米津玄師のライブ2023・空想(愛知県)でも演奏された私が好きな米津玄師の曲をいくつかピックアップして紹介します。
「vivi」一度聴いたら忘れられない、切なくも美しい世界
- アーティスト:米津玄師
- 曲名:vivi
- 作詞:米津玄師
- 作曲:米津玄師
愛してるよ、ビビ 明日になれば バイバイしなくちゃいけない僕だ
この歌詞だけで、心が揺れ動く瞬間があるでしょう。
それが米津玄師の「vivi」という曲の魅力です。
この曲は、ひとつの美しいがらくたのような存在。
表面上は静かなメロディと温かな歌声がありますが、歌詞は切なく、心の奥底に深く触れます。
男女の友情とその複雑な心情、そして言い出せなかった「愛してる」という言葉。
多くの人が経験したであろう、そんな心の葛藤が詰まっています。
MVでもその世界観は展開されていて、表情を一切変えないロボットと少女の出会いと別れが美しく描かれています。
何もかもが儚い。
それでも、その儚さが人々の心を掴んで離さない。
確かに、米津玄師の他の曲に比べて、再生回数や認知度は低いかもしれません。
でもその魅力は、他のどんな曲とも引けを取りません。
イラストも含めて、この曲が持つ独自の世界観にただただ引き込まれます。
「vivi」は私が米津玄師の音楽に最初に夢中になった曲であり、未だにその魅力に取り憑かれています。
バチバチにかっこいい曲も好きですが、時にはこのような優しいメロディーに心が寄り添いたくなるんです。
「愛してるよvivi」と名前を呼ぶその瞬間、あなたもきっとその悲しさと美しさに触れることでしょう。
人気ランキングでは控えめかもしれないけれど、一度耳にしたらその世界から抜け出せなくなる。
それが「vivi」です。
ライブでこの曲に出会った方も多いでしょう。
私自身、この曲をライブで聴いてから、その虜になりました。
メロディ、歌詞、世界観…全てが合わさって、ただただ感謝でいっぱいです。
一度でもこの曲を聴いて、その魅力に触れてみてください。
きっと、何度も帰ってきたくなるような、心に残る一曲に出会えるでしょう。
「LOSER」あなたが知らなかった魅力、ここにあり
- アーティスト:米津玄師
- 曲名:LOSER
- 作詞:米津玄師
- 作曲:米津玄師
ああ、「LOSER」。
その名前だけで、心の隅に潜む何かがふつふつと湧き上がってくる感じがしませんか?
この曲は、一聴すればその魅力にとりつかれる、まさに米津玄師の才能が凝縮された楽曲です。
吉田拓郎も語っていたように、米津玄師の声が持つセクシーさがこの曲で特に際立っています。
そして、その声に乗ってくる歌詞は、他の作品に比べても特に鋭く、突き刺さる感じがあります。
それがまた、彼の声の魅力を引き立てているのです。
さて、カラオケ好きのあなた。
この曲は歌いがいがありますよ。
その高難易度が、ちょっとした挑戦心を呼び起こす。
そして、見事に歌いこなした瞬間、自分自身が少しでも米津玄師に近づけたような錯覚に陥ります。
サビ部分がラップに変わるところも、この曲の独特の魅力。
リズミカルで心地よい韻が自然に組み込まれており、それがまた一つ一つの歌詞に深みを与えています。
ギターの跳ねるような音が背中を押して、まるで自分もその中にいるかのような臨場感を味わえます。
MVにも注目してみてください。
初めて踊る米津玄師を見て、その多才ぶりにただただ驚かされます。
ダンスもカッコよく、視覚的な楽しさもこの曲にはたっぷりと詰まっています。
そして、この曲がライブで流れると、場のテンションは最高潮に達すること間違いなし。
怒っているようでいて、その中にはひとつのポジティブなメッセージが隠れています。
それが「LOSER」という曲名の裏側にある、米津玄師らしい独特のセンス。
「LOSER」って、一見ネガティヴに思えるかもしれませんが、その歌詞は実は勇気を与えてくれる。
孤独であっても、前を向いて歩こうという力を、この曲は静かに私たちに授けてくれるのです。
一度、この「LOSER」に耳を傾けてみてください。
きっと、その力強いメッセージと多層的な魅力に、心底引き込まれることでしょう。
それが、米津玄師の「LOSER」です。
「アイネクライネ」切なくて、美しくて、忘れられない
- アーティスト:米津玄師
- 曲名:アイネクライネ
- 作詞:Kenshi Yonezu
- 作曲:Kenshi Yonezu
「アイネクライネ」について語るとき、まずはそのミュージックビデオから始めなければなりません。
美しく、不思議な絵で彩られ、その世界観に一瞬で引き込まれます。
このMVを見ながら曲を聴くと、まるでそのまま綺麗な絵本の中に飛び込んだような気分になります。
しかし、その美しさの裏には心を揺さぶる歌詞が隠れています。
失恋なのか、ラブソングなのか?
その曖昧さが人々を魅了するのです。
片思いの痛み、誰にも言えない秘密、嘘をつく理由。
その全てが、普遍的ながらも非常に個人的な感情として歌詞に織り交ぜられています。
「誰かの居場所を奪うくらいなら石ころにでもなりたい」
こんな発想が他のどこにありますか?
聞いた瞬間に「ああ、それ、分かる!」と感じさせるその歌詞は、まさに米津玄師の天才性が光る部分です。
さらに美しいコード進行。
それがこの曲の安定感を作り上げ、どこか懐かしくも新しい独創的なメロディに繋がっています。
聴く人が若いか老いていようと、その美しさは一瞬で心を打ちます。
そこには、好きな人への全ての想いを伝えられない切なさと暖かさが、独特のメロディに乗って広がっていく。
「アイネクライネ」は、恋愛あるあるが詰まった感動ラブソングです。
そして、雨の季節に特に聴きたくなるような、その優しくも悲しい雰囲気。
MVのイラストも、もちろん米津さん自らが手がけており、その一貫した美しい世界観にはただただ感嘆するばかり。
恋が始まった瞬間に抱く「終わってしまったらどうしよう」という不安。
そんな普遍的な感情を、この曲は完璧に表現しています。
歌詞、曲調、ミュージックビデオ、どれを取ってもこの曲は天才的。
「アイヨネクライネ」を聴くと、その美しさと切なさに魅了され、しばらくその余韻から抜け出せなくなることでしょう。
それが、この曲、そして米津玄師の持つ力です。
一度耳を傾けて、その全てを感じてみてください。
きっと、何か心の奥に残るものがあるはずです。
【まとめ】米津玄師が好きなら一度はライブに行くのがおすすめ
米津玄師のライブ「空想」ツアー2023の愛知県名古屋公演は、多くの面で心に残る体験となりました。
ステージの演出やビジュアルエフェクト、そして何より米津玄師自身の歌声とパフォーマンスが一体となって、観る人々の心に響き渡ります。
歌詞の世界により深く入り込むことができるのは、ライブならではの魅力です。
しかし、彼の歌声にちょっぴり疲れが見えたことも事実。
だからこそ、ライブは彼が人間であることを感じさせてくれる場でもあります。
美点も欠点も、すべてが彼のアートに込められた情熱なのです。
何より、私が一人でライブに参戦した経験から言えることは、一人でも十分楽しめるということ。
一人だからこそ、音楽に集中でき、感じ取るニュアンスも豊かになる。
一人で行くのに抵抗があるあなた、心配することはありません。
音楽との対話に集中する時間が、一人で参戦する大きな魅力となります。
もしもあなたが米津玄師のファンで、まだ彼のライブに足を運んでいないなら、ぜひ一度は体験してみてください。
感じたこと、見つけたことが、あなた自身の中で新たな価値を生み出してくれるでしょう。
私のように一人で参戦しても、音楽との素敵なデートが待っていますよ。
さあ、背中を押して、その一歩を踏み出してみませんか?
公式サイト:米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」